岡山県のおもしろ方言まとめ!他県の人は理解できるのか?
日本国内には、さまざまな方言がある。
聞き取りやすい方言もあれば、何を話しているのかよく理解できない方言もあるだろう。
そこで今回は、県民を代表して岡山県のおもしろ方言をまとめてみた。
他県の人は果たして理解できるのかわからないが、早速見ていこう。
まず岡山県の方言の特徴だが、比較的何を話しているのか理解されやすいのが特徴的だ。
芸能人で岡山の方言を話す代表的な人物が、お笑いコンビ千鳥の2人組だ。
この2人の会話を見ていてもわかるように、岡山の方言では必ず語尾に「○○じゃ」とつく。
この方言を偉そうに喋っていると感じる人がいるかもしれないが、実際には「○○だよ」と同じ意味合いになる。
また、語尾を伸ばして使うのも岡山の方言ならではだ。
例えば、「おまえやあなた」は「おめー」となるため、少々言葉が乱暴に聞こえる。
そして、今では多くの人に親しまれている妖怪ウォッチに登場する「もんげー」も、岡山弁であることをご存じだろうか。
もんげーが意味する言葉を簡単に一言で説明するなら、「すごい」「とても」が当てはまる。
ただし、この言葉を日常的に使っているのは40代以降の中年男性が中心となるだろう。
10 〜30代の若い世代では、岡山県内でも方言として使う人が少ない。
これと同じような言葉として登場する方言が「ぼっけぇ」だが、こちらもやはり「もんげー」と同じような意味合いのある言葉だ。
また、岡山県の方言について覚えておきたいのが、地域によってニュアンスが異なるところである。
岡山弁と美作弁では言葉の言い回しが似ているが、備中弁を話す人の中には広島県の福山市で使われている福山弁が入ってくるため、より関西弁に近くなる。
なお、お笑いコンビ千鳥の2人以外にも岡山県出身のタレントは多いが、メディアで岡山弁を話す人は少ない。
やはり、言葉が乱暴に伝わりやすいイメージがあるため、できる限り標準語で話そうとするからだろう。
特に女性タレントに至っては、テレビ番組で岡山弁を使うケースをほとんど見ない。
ただし、岡山弁には可愛らしい方言もある。
例を出すのであれば「じゃろ」が挙げられるだろう。
女性が「○○じゃろ?」と話すと、その方言を可愛いと感じる関東の男は多い。
岡山県内では特に珍しいことではない為、このように感じる心理には疑問だが、確かに他の県の方言を使う女性には魅力を感じないこともない。
北海道弁として話題になった「そだね」なんかは、わかりやすい例の1つだろう。